ゆったりとした国民性が特徴のスペイン

スペインで食事をする際には、スペインの生活様式を知っていることが快適な食事を可能にします。なぜなら食事の時間が一般的な他の国とは大きく異なるのです。まず朝食では棒状のドーナツであるチュロスとカフェオレやココアを食べるのが一般的で、スペインではチュロスをココアに浸して食べます。次にお昼前に軽食をとる習慣があり、11時頃にサンドウィッチなどを食べるためにバルに立ち寄ります。さらに遅めの昼食をとるのに14時頃にはレストランがいっぱいになります。昼食はコース料理ともいえるボリューム満点の量でデザートとコーヒーも楽しむ習慣があります。また、仕事が終わると帰宅前に軽く一杯楽しみ、少しお腹を満たした後遅めの夕食をとります。このように日本人とはかなり異なる生活様式のためレストランに行く際は注意が必要です。

ゆとりあるスケジュールが成功の鍵

スペインには独特の習慣があり、シエスタというお昼寝タイムが古くから根付いています。このお昼寝タイムは暑い太陽が照りつける日差しの強い時間の午後1時から4時までの約3時間となっており、レストランやショップなどあちこちが休憩タイムとなってしまうのです。この制度は2006年1月1日よりスペインの公務員に関しては廃止されたものの、ゆっくりとした国民性は否めません。かつては観光客がこの時間に何かを購入しようとしてもお店が閉まっているのには驚きです。このような国民性が関係しているのか、特急列車などの交通機関でもしばしば遅延が発生します。ひと昔前と比べるとかなり改善されはしたものの、定時発着とまではいかないためゆとりを持ったスケジュールを組むことが重要となっています。国民性を知ることは旅の醍醐味であり、スペイン人になりきって旅をするのも楽しみの一つです。